凱旋門賞2006 ディープインパクトは3着
10月1日(日)はれ
ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(GⅠ芝2400M)に
日本からディープインパクトが出走し3着に入った。
ディープインパクトは武豊騎手騎乗
8頭立て、2番枠から好スタートを決め2番手につけた
フォルスストレート手前では3番手に下げ外に
直線に入って一旦は先頭に立ったが
インをついて追い上げてきたレイルリンクに交わされ
一旦はまた差し返そうとする頑張りも見せたが伸びず
最後方から追い込んだプライドにも差されて僅差の3着に敗れた
勝ちタイム2分31秒70
馬場:良
場内には日本からかけつけた大勢のファンがゴール前スタンドを占領
ここはほんとうにロンシャン競馬場なのか、と思うほどのサポーターの数だった
馬券売り場にはディープの単勝(記念?!)馬券を買う日本人の長蛇の列ができ
場内は日本人ジャック状態
負けたディープにも大きな拍手が送られた
レースが終わった後、厩舎へ向かう金子オーナー夫妻やノーザンファームの吉田勝巳氏の表情は意外にさばさばしていた
これが競馬、なのか
あまりにも残念だ
コメントは以下の通り
なおジョッキーコメントはあまりにも報道陣が多すぎて聞き取れない部分がありました。
後日、テレビ映像等でインタビューの様子をごらんになってください。
*武豊騎手
―3着という結果でしたが。
うーん、残念です。残念。
―馬場はどうだったか?
芝のコンディションはよかったですよ。
―ゲートはよかった?
ゲート入りも最後にしてもらって、スムーズに出た。
スタートはああいう感じになるだろうなと思っていた。
―2番手というポジションだったが想定内の位置だったか?
もしかしたら先行する可能性もあると思っていましたね。
―道中は少しポジションを下げたが。
そうですね。ずっと内に入りこむのは避けたいなと思っていたので
外目に持っていくつもりでした。
そんなに大きなトラブルはなかった。
―ハリケーンラン、シロッコという二頭が自分より後ろにいるということにとまどいはなかったか?
シロッコは途中から目の前にいましたからね。
―直線に向いて・・・
走りはずっといいかたちで走ってて
直線に向くまではいつも日本で勝っていたのと同じような感じだった。
あとはいつものようにもうひとつギアがあるというところが出ると思っていたんですが、出なかったですね。
―先着した2頭は斤量が軽い馬だったが最後にその差が出たのか?
うーん、最後伸びていてリードされたのなら・・・、いつものように伸びてくれなかったので・・・、うーんという感じですね。
―この馬で勝てなかったら、という言葉もレース前出ていたが、今後日本から勝てるような馬が出るか?
出てくると思います。
(ディープインパクトの)状態はよかったし、またがってていい仕上がりだった。
レースで全力を出して負けたという気がしない。
今日は絶対勝つつもりだったので・・・、不満です。
―でも3強の中では最先着したが。
それはあまり・・・その2頭には正直、勝てると思っていたので・・・残念です。
―ファンのみなさんに一言。
ほんとにみなさん期待してくれていたと思うんですけど
結果では勝つことができなくて僕もほんとに残念に思っています。
でも馬も我々も凱旋門賞に挑戦したということはよかったし、
またトライしていきたいと思います。
応援ありがとうございました。
* 池江泰郎調教師
みなさん、ご期待にそえなくて残念な思いです。
けれどディープはね、一生懸命走ってきましたので、ごくろうさんと声をかけてきました。
ディープはこれで終わったわけじゃないですから、
これからまだまだいろいろな山を登り谷を越えて
またいつかみなさんの期待にそえると信じておりますので、
その日のために頑張りたいと思います。
―先生には少なからずショックな結果であるようにも思えるが。
そうですね。
やっぱり勝負というのは勝つか負けるかですから、
勝つ方に期待しておりましたから
ディープと共に悲しい日になりました。
でもディープはまた次にいい思いをさせてくれると信じていますので
そう思いながらまた前へ進んで行きたいと思っております。
―ゲート入りも順調で前に行く展開になったわけですが・・・。
いつも後ろから行く馬なので初めての展開になったわけですが
正攻法の競馬をしていい経験になったと思います。
―レースが終わったあとのディープは?
ご苦労様と言ったらもうディープは涼しい顔をしておりました。
こっちのほうがちょっと残念だなと思っていましたが
ディープは「走ってきたぞ」というようなさわやかな目をしておりました。
―結果的に3着ということで、何かこういう工夫をすればよかったのかなということは思い当たることは?
それはもうね、競馬ですので、今日の思いはいろいろな面で次につながると思います。
今日の終わったことをどうこう言ってももうどうにもできないことですので
この負けはまた次につながると思います。
今日はほんとに大勢の人がロンシャンにかけつけて応援していただいたのですから
ありがたいという気持ちでいっぱいです。
―帰国後は?
まったくの白紙です。
帰ってから馬の状態を見てオーナーと話し合っていきたいと思っております。
―レース後金子オーナーとはどんな話を?
これが競馬だなあ、という感想を話していました。
―ここまでの滞在を振り返って。
無駄じゃあなかった、これは次へとつながっていくものだと思っています。
今日で競馬が終わりではなくてGⅠをまた走るだろうから
今日は今日でまた前向きに行きたい。
オーナーも私も同じ思いでおります。
―いい競馬をしたのに負けたということで敗因を挙げるとすれば?
正攻法で競馬とすれば馬たちのど真ん中で戦ってくれたんだから
これが競馬だ、世界の大レースだ、ということだったと思います。
―正攻法という言葉が出ているがこれから戦法も進化していくのか?
そうですね。
―先生が若い頃からあこがれていたという凱旋門賞に挑戦をし終えて今の気持ちは?
まだ僕には早すぎたのかな、と。
僕自身に、また挑戦せい、という運命だったのかもしれません。
この負けたことは正直に相手がやっぱり強かったんだと受けとめて
それに勝ることをしたいなと思います。
―レース前の心境は?
二ヶ月近くが過ぎてついに今日の日が来たんだな
やるだけのことはやって思い残すことはない
不安とかは全然なくて自信を持って送り出したので
「ディープ、豊くん頼むよ」という感じであんまりドキドキしなかったですね。
冷静な気持ちで双眼鏡でゲートインを見ていられました。
―ゲートの後入れは希望したことだったのか?
そうです。
ちょっとゲート内で蹴ったことが二、三度あって
他の馬に迷惑をかけたらいけないということでお願いしたら
承知してくれて、安全のために後入れになったんです。
―3強の中では最先着したがハンデの軽い馬に負けた。先着した2頭との斤量差が敗因か?
いや、出走するほかの7頭みんながライバルだと思っていたので
どれがこうだということはなかった。
―これまでと違ったレースをしたが、後ろから追い込んで届かずというケースと比べて今日の負けはどうか?
結果は勝たなくちゃいかんのですよ。
負けは負けです。
何を言ってもきれいな言葉にはならないんですよ、負けは。
チャンスがあるかなと思って挑戦しましたが
やっぱり厳しいもんだな、と思いました。
―来年もしディープが現役を続けるとしたらまた挑戦はあるか?
これはねえ、1回じゃなく2回も3回も挑戦したい。
ディープが現役を続けるかどうかにかかわらず僕自身はそう思っております。
―直線で先頭に立ったときは?
直線は長いんでね、どうかな、という気持ちでおりました。
―ジョッキーは最後の伸びがなかったと言っていたが。
そうでしょうね。
伸びなかったから3着で、伸びていたら勝っていたんで。
―その理由は?
理由と言ってもねえ
負けたんだから次にがんばろう、というしかないんです。
―競馬観とか勝負に対する気持ちが変わったというようなことは?
ディープと共に凱旋門賞で競馬ができたということを誇りに思っています。
この経験を次に生かしたい。
P.S.
マイフォトにスナップを上げる予定です
ロンシャンの風景を見てください

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