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Aug 08, 2007

火曜日の殿は

8月7日(火)はれ


五島は暑いです
でも島なので風が強い
(でも、はおかしいか)

我が家には南から風が吹いてくる
窓を開け放していると
けっこう涼しい

夕暮れ時になると
縁台に出て風に吹かれながら
モモと寝転んで高い空を見上げる
暮れてゆく空をただ眺めていると
不思議な気持ちになる

ここはどこ?
私はだれ?
ってね

飛行機雲が走ると
旅に出たくなるんだなあ

五島の上空は
飛行機の通り道になっているみたいです


すごく腰の具合がよくなってきたので
ついいちびって(いちびる、は関西弁)草むしりをしたら
また腰痛がぶり返してしまった
体操をしながら寝転んでテレビドラマなんか見ていると
無性にあせって冷や汗が流れる

今夜の『牛に願いを』・・・号泣でした


最近は殿の文庫本を引っ張り出して
安部公房三昧
『砂の女』のあとに『石の眼』を読み
そして『他人の顔』など久しぶりに

『石の眼』はダム建設現場で起こった殺人未遂事件を扱ったミステリ仕立ての小説
『他人の顔』は世界的に知られた公房の代表作で
実験事故で顔に二目と見られぬ傷を負った科学者が
苦心して仮面をつくりそれをまとった後
自分の妻を誘惑するというお話

分析的に過ぎるため饒舌で
主人公の心理的な揺れの幅が大きくて
まるで振り子に乗せられているような気分を味わいながら
苦労して『他人の顔』を読み終えた後
解説に感動してしまった
へえ、なるほど、そうなんだ、って感じ
ふつう文庫本の解説って
「解説」と書いた後にすぐ解説を書いた人の名前が出てるものだが
この本には出ていない
最後まで解説を読むと
それを書いたのが大江健三郎であることがわかって
再び感動してしまった
だって、ねえ
すっごくゴージャスじゃないですか
ブンガクテキに

ここまで美容整形が一般化したいまを
安部公房ならどう捉えただろうか
などと考えたりする
「他人の顔」の定義すら怪しい現在

ま、ね
朝起きたら顔が観月ありさになってないかなあ
なんて思ったりする私ですから
大して深遠な考えは持っておりませんが


P.S.
タイトルだけつけて忘れてた!
火曜日の殿は「眠い」らしい
きまって早寝をする

考えてみると10時からのドラマを見るときは
いつもひとりだなあ

火曜日症候群?


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